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執筆者の写真Lord Dear

2023年 第1回基礎学力テスト10月4日(木)

更新日:2023年11月11日



 高校入試への登竜門、第1回基礎学力テストが近づいています。昨年度は、英語が大波乱の平均点でした。全県として40点程度だったのではないかと思われます。特徴的だったのは、本来なら実力テストで70、80点取っていた生徒さんも、大きく点数を落とし、40点代の方が目立っていたということです。


 さて、このようなことを書くのは、今年も英語については昨年同様に厳しいのではないかという予測からです。こうなってしまう原因がいくつかあります。


① リーディングスキル重視


 明らかに基礎学力テストの英語は、読むことを重視した内容に変わっています。しかも読む文章のパターンが多様になっています。

 これは新学習指導要領に基づく全国の流れなので、必然的なものでした。しかし徳島における中学生のほうが、この変化に十分適応しきれていないという事情があります。

 昨年度の動きとしては、時間が足りなかったという声が全体に広がったと聞いています。


これが平均点が落ちた最大の理由と思われます。大昔の高校入試のイメージだと、文章問題は、中3後半で仕上げていくようなイメージがありました。しかし、今の流れでは高得点を取りたいなら、リーディングは、夏終わりには得意になっていなければいけない状況にあります。夏休みに十分に英語の読解をトレーニングできなかった中3は、やはり点数が大きく落ちてしまうと予想されます。

 

② 単語の増加


 これは一般に言われることですが、中学生に与えられる単語量が増加しました。ホライズンをはじめ、英語教材の単語は明らかに厳しくなりました。文法で苦戦していた生徒さんたちは、さらにこの単語の増加にも翻弄され、中2後半から中3前半で、英語が分からなくなったという声が多く聞かれました。

 過去も今もそうですが、単語暗記に苦しむ生徒さんは少なくありません。量が増えればなおさらです。4技能の重要性は強調されているものの、個人的に徳島県の生徒さんを広く見てきたかぎりでは、発音にしても、音読にしても、ほとんど生徒さんのレベルは大きく変化していません。


〇 英語は、今から間に合いますか?


 徳島県基礎学力テストを目の前に、またそれを終えて、英語の点数の厳しさに苦しむ生徒さんは毎年いらっしゃいます。夏にがんばったはずなのになぜこんなに点数が悪いのか、と悩む保護者の方も多くいらっしゃいます。


 自立型個別指導グレースガーデンに一度ご相談に来てください。なぜ点数が上がらないのかは、おそらく明確にアドバイスできます。


 単語をしっかり覚えたほうがいい

 文法は丁寧に復習

 学習時間を増やそう


 こうした言葉は、一般によく言われますが、実際ほとんどアドバイスになっていません。なぜなら、結局生徒のみなさんが何をしたらいいのかを伝えるものではないからです。ダイエットがうまくいかない大人向けにいうならば、


 もっと運動したほうがいい

 食事管理は丁寧に記録しよう

 カロリーが高い食事は減らそう

 

 こんな感じになります。何をしたらよいか、イメージが難しくないでしょうか。生徒のみなさんが学習できないのは、やる気というよりも、「具体的」な導きがないためです。


 具体的に細かく、一つ一つの単語の覚え方まで、しっかり確認し、実行し、手ごたえをつかむ、このことが一番大切です。


自立型個別指導グレースガーデン TEL:088 - 660 - 4279 (無料相談、体験授業受付中) 受付時間 15:30~20:00





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