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執筆者の写真Lord Dear

【勉強のお悩み解決】勉強の集中が続かない


 塾内でのお悩みナンバー1は、「勉強の集中が続かない」でした。


 続かない根本的な原因として、おそらくこれを除けば、集中力が上がるといえるポイントに厳選してお伝えします。



1 体の問題をないがしろにしてはいけない



 あなたが集中できない時、どのような身体動作が起こりますか?


「アレルギー性鼻炎」でいつも鼻をすすっていませんか?

「長い髪の毛」が気になり、ずっといじっていませんか?

「姿勢」を維持できず、寝転がって勉強することが多くありませんか?

「カフェイン物質や糖分が大量に入ったジュース」をごくごく飲んでいませんか?

夜中までスマホで「動画」や「ゲーム」に熱中していませんか?


 勉強の集中は、「やる気」という心の問題ではなく「体」の問題です。これを考えるには、生徒のみなさんが勉強以外でも集中できているかどうか、どれくらい集中できているかということを考慮してほしいと思います。

 部活動などの強制的なものであっても、たびたび「だるい」「しんどい」と思っているなら、体は動いていても、集中しているとはいえないかもしれません。


 つまり、勉強だから「集中」できないのではなく、体調がみなさんの行動に及ぼす影響を軽視していることに原因があるかもしれない、ということです。


 一般に朝勉強するのほうが良いというのは、1日のうちで最も体調が良いからです。ただ夜ふかしなどすると、当然ながら午前中のパフォーマンスは大きく低下します。


 鼻炎などちょっとした身体症状でも、疲労感が増し、集中力が低下します。耳鼻科に行きましょう。

 長い髪の女子生徒だと、よく髪をかきわける動作や、髪の毛いじりの動作が多くなります。これらも十分に学習を妨げる原因になります。


 猫背など姿勢のゆがみは、最も勉強に大きく影響し、ほとんどの場合は筋力(背筋など)の不足です。ストレッチやゆっくりとしたスクワットなど、日常的にほんの少し取り入れるだけで劇的に改善します。


 この身体的な課題が最も努力しなければならないポイントであり、またこれらが改善するだけで精神的にもゆとりが生まれます。




2 ゲームが続くなら、勉強も続けられる



 ゲームが楽しく続くには理由があります。同じ要素を勉強でも意識して取り込めば、勉強も持続しやすくなります。


 特にはじめて遊ぶ「ゲーム」には、ハードルの低さ、短い間隔、明確な達成という要素があります。ハードルの低さは、それに取り組むレベルが低く、分かりやすいということです。短い間隔というのは、完了させるゴールが近いということです。長時間の集中は、小さいゴールがしっかりあるからこそです。その上で、明確な達成感が得られることもとても重要です。ひとつひとつが難しい、あるいは長過ぎるということでは、達成感がなかなか得られません。


 勉強が苦手な生徒、あるいは苦手科目に取り組む生徒は、この集中がとても辛いと感じるのは、上記の問題点が大きいからです。したがって、そもそも難しい問題はやらない、取り組む問題ごとに短い制限時間をきちんと決めることが大切です。応用問題で15分、30分も頭を悩ませるよりは、5分で諦めるほうが、より効率的に動けます。


 勉強以外で続くものがあるなら、それに近いポイントを勉強に取り込んでみましょう。注意してほしいのは、ここで何にも集中できていない場合は、やはり最初の「体」に関する問題を解消しなければいけないということになります。



3 目的が見つからないことは、目標を決めなくていいという意味ではない


 将来の目的がないという中学生は、およそ全体の7~8割になります。多くの場合、この長期的な目的がないことで、勉強の目標が見いだせないと考えます。


 しかし、長期的な目的がないことと、目の前のテストの目標点数が決められない、ということには直接の関係はありません。つまり、テストで何点取りたいとか、順位が何番になりたいといったことを決められないというわけではないのです。


 そして、この決めていないことが、勉強へ向き合う上での大きな障害となります。もし何のゴールもないマラソンを走れ、と言われたら、誰がモチベーションを維持できるでしょうか?ゴールがないという途方もない「見通し」の悪さに、気持ちが落ち込むでしょう。


 勉強においても「見通し」は極めて重要です。この勉強を続けていけば、きっと良くなる、到達できるというイメージです。このことは、目標なしには得られません。


 どれほど小さな達成であっても、テスト勉強の時間がなくても、目標は決められます。このことは小さいことですが、明確にトレーニングする必要があります。



4 勉強の方針、スタイル、やり方にこだわりすぎてはいけない


 確かに成長には、一定のストレスが必要です。しかし、いつもやる気がみなぎっているわけではありません。


 「勉強は机に座ってするべき」

 「勉強は最後まできちんとやり終えるべき」

 「答えを直して、やりなおすべき」


 このような「べき」が多過ぎると、ある問題が生じます。苦手な科目や、勉強が嫌いな場合には、一つ一つにあまりにストレスや時間がかかるということです。勉強が得意であれば、10分で終えられることでも、苦手なら1時間かかります。


 ほとんどの場合、勉強の基本について練習不足があるために、時間がかかっています。それに対して、ハードルが高いままでもやりきる「べき」ということが、そもそも失敗の原因になっています。


 歴史マンガを読むのでもいいし、アプリで簡単な勉強をするのでもいいでしょう。やりやすい、続きやすいスタイルがあるのなら、いろいろな方法でやってみていいと思います。youtubeでもいろんな勉強が楽しく、わかりやすく作られていますので、十分これでも前向きに取り組めるようになります。


 大事なことは、最初のハードルをいかに下げるかということです。この上では、少しでも前向きに取り組める、気軽に行える行動を優先していくほうが良いでしょう。


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