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執筆者の写真Lord Dear

中学受験に向いている子・向いていない子

更新日:3月13日




 徳島県の中学受験に関わる生徒、あるいはその後の生徒を多く見てきました。ただ良い話ばかりではありません。中学受験後に大きくつまずいたり、学校を辞めたりする生徒のご相談にも少なからず出会ったことがあります。したがって中学受験を受けるにあたって、いくつか大事な資質があると考えています。


資質① 好奇心が強い


 どのような分野についても、好奇心があることは正常です。勉強に興味がないとしても、虫がとても大好きで生態を探究したり、サッカーが好きで技術向上のために必死で練習しようとしたりする姿勢は、好奇心の表れだと思います。

 中学受験という1つのことについても、好奇心の延長にあります。自分をより高めるフィールドがあるなら、そこに行ってみたいという気持ちは、受験においても、受験後においても、お子様を大きく支えるものになります。また中学受験における学習では難しく、きつい時期もあります。しかし、それらを面白く感じられる一面があると大きく成長します。


資質② 目的や目標意識がある


 中学受験というものを必ず将来に直結させる必要はないものの、やはり看護師になりたいとか、先生になりたいとか、ビジョンをもっているお子様は強いです。少なからず頑張る理由があり、それを自分事にできるためです。ビジョンがないとしても、できるだけ外に出て、あらゆる体験を行う機会を保護者の方から提供してあげてほしいと思います。


資質③ ポジティブである


 ポジティブであること、より厳密にいえば「楽観的」であることです。楽観的であることは、中学受験におけるストレスを大きく軽減します。テストの点数が悪いことも、良い意味で忘れることができ、次にどう改善するかを考えられます。宿題が山のようにあっても、何とかしようと気持ちを切りかえられます。

 合格後のほうがより大変になりますので、こういった意味で外側のプレッシャーに対しても後退することなく、きりかえができるお子様はとても強いです。


資質④ 保護者とのコミュニケーションが円滑であること


 特に学習に抑圧を感じている場合、保護者の方とお子様の衝突がよく見られます。中学受験において合格し、またその後もしっかり頑張れるケースでは、保護者の方のアプローチが親子というよりは「チーム」という関係に見えます。子供も保護者に対する信頼があり、また保護者もどこまで関与するかということを冷静に線引きしています。このような関係は、試合におけるチーム同士のサポート関係のように見えます。過干渉でも放置でもない、この絶妙なバランスがお子様に安心感を与え、前向きにしていきます。


 以上4つの資質をお伝えしました。上記すべてが必要というわけではありませんが、これらのいくつかの組み合わせは、持っておくと受験後も円滑に進んでいきます。中学受験に取り組むかどうかはこれらを見極めながら、ぜひご検討ください。




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