まだまだ暑い2024年ですが、まもなく夏休みも終わりが見えてきています。夏休み明けには、課題テストがある中学校が多いかと思います。
課題テストでつまずきやすい生徒の「タイプ」と、その「対処方法」をまとめました。
① 学習の宿題がギリギリの生徒、あるいは提出前日まで宿題をしている生徒
このパターンの方は、宿題をするのが目的となっており、テストやその後の学力をどうしていきたいかという前向きな発想がありません。どちらかといえば、宿題は苦痛であるかもしれません。このマイナス思考では、なかなか課題テストに対して、高得点を取ろうという気持ちにはなりにくいでしょう。
【解決策】
ご家庭でのサポートが必要にはなりますが、まずカレンダーで課題テストまでの残り日数はしっかり見えるように工夫しておきましょう。そして、できれば点数の目標をしっかり決めてしまいましょう。それができるかどうかではなく、決めることに意義があるという考え方で励ますことが必要です。
② 宿題のワークを見ても、自力で解けたのか、何かを見たのか区別できない
最も多いかもしれませんが、学習の原則は「仕分け」です。その宿題を解く際に、分からなくて解説部分を見たり教科書を見たりしながら解いたのか、それとも自力ですぐに答えが出せたのか、それが明確に分かるよう記録していることは極めて重要です。
たとえば、宿題をしているなかで、何かを見て解いた場合は△をあらかじめつけながら、進めたものとします。そうすると、答え合わせをして◎になっても、それが自分の力で解けていない問題であり、復習の必要があることが一目で分かります。
記録がない場合は、ひょっとすると◯が多く、宿題がとても素晴らしくできたと感じるかもしれません。しかし、その◯の多くはかえって生徒に良くない状況を作っています。なぜなら、何を優先して復習し、テスト勉強したらよいのか分からなくなっているからです。
【解決策】
理科や社会は手で隠して答えを言いながら、あらためてすぐに答えを出せるのかどうかチェックするとよいでしょう。数学や英語は少しやりにくいかもしれませんが、問題のパターンによってはチェックできると思います。できるだけ仕分けを行って、どこを復習するのかを明確にしておきたいものです。
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