テストの点数が上がらない、という多くのご相談のなかで一番よく見られる精神傾向があります。それは平均点より上なのか下なのかを基準にしている生徒さんです。
平均点より高ければ安心をし、平均点より低ければ不安になります。こういった経験はないでしょうか?
ところが、このような生徒のみなさんに問いかけたいことがあります。それはあなたの目標は本当に平均点でいいのでしょうか、ということです。
① 平均点を信じすぎると危ない
Aくん、Bくん、Cくんの3人がいたとします。Aくんは80点、Bくんは60点、Cくんは40点だとすると、平均点は60点です。あなたがもしBくんだったのであれば、今回は十分にがんばったと感じるかもしれません。
次にAくんは80点、Bくんは50点、Cくんは50点だったとします。同じように平均点は60点です。あなたがもしBくんであれば、少し点数が悪かったと評価するかもしれません。
平均点は参考にはなりますが、過度に信じることもできない数字です。
② あなたのゴールから逆算すると、良い点は変わってしまう
目標によって、現在地が良いのか悪いのか、大きく変わります。もしあなたの目標が富士山に登ることであるなら、頑張れば登れると感じるかもしれません。しかし、もしエベレストに登る必要があるとすれば、今の努力ではとても間に合わないと感じると思います。
ここに目標を決めることの重要な理由があります。
富士山とエベレストの例から分かる通り、人は目標によって、学習量が変わってくるということです。もちろん必要な点数が変わります。〇〇高校へ行きたいというとき、その目標が高ければ高いほど、5教科の総合点が必要です。つまり、もし今苦手な科目があり、それに対してあきらめてしまうなら、その生徒さんは4教科合計400点で勝負するという不利な状況になります。
このように、少し生徒のみなさんには、自分の未来を少し想像してみて、かつそれをできるだけ数字で考えることをおすすめします。先輩たちはどれぐらいの点数でその高校に入ったのか、自分の兄や姉はどのくらい頑張って何点ぐらいで推移し、〇〇大学へ入ったのか、この距離感を知ることはとても大切です。
自立型個別指導塾グレースガーデンでは、こういったご相談もさせていただいております。お気軽にお問合せください。
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