小学生の算数は、どこでつまずく?
本記事は、今木智隆さん(RISU JAPAN代表取締役)の「算数日本一の子供30人を生み出した究極の勉強法」に基づいています。RISUの学習ビックデータから、算数のつまずきポイントは「位」「単位」「図形」の3つに集中していることが分かっているそうです。
今木さんによると、小学生低学年が算数でつまずく第1位は「位と目盛り」、そして高学年がつまずく第1位は「およその数、四捨五入」になっています。
ここで最も彼が重視するのは、「位(くらい)」です。
これがが分からないとどういうことが起こるのか?本書籍に出されている例からまとめると・・・
◯ 3桁4桁の桁数の多いたし算、かけ算などでミスが増える
◯ 四捨五入してください、をうまくできない
◯ 小数点第◯位まで、が分からない
◯ 概算してください、概算って何?となる
◯ 小数を分数に変えられない
◯ 円周率の計算ができない
そして、最も致命的なポイントなのですが、
「位」が分からない→「目盛り」が読めない→「単位」も分からない
というかたちで悪い連鎖が続くということです。
確かにこうなると、「理科」や「社会」の重要ポイントに影響しますから、勉強全体が嫌になってしまうように思います。
また、今木さんによると、位が弱いことで、「四捨五入」ができない、「検算」ができないと計算ミスを防ぐ癖を身につけられなくなります。
算数のつまずきを感じているなら、「位」→「単位」→「図形」の3つをまず見直し、改善していくと良さそうですね!
自立型個別指導グレースガーデン TEL:088 - 660 - 4279 (無料相談、体験授業受付中)受付時間 15:30~20:00
Comments